浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)

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浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)

【浦安せきぐちクリニック】内科・リウマチ科(関節痛)・皮膚科・泌尿器科
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2017年6月24日

小林麻央さん(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

昨日と本日の診療はとてもつらかった。
気をぬくと知らずと涙が頬を伝わってしまうので、目薬をさしたりしてごまかした。

小林麻央さんの訃報報道・・・。

10年も前になりますが、大学病院勤務時代、私の妻は麻央さんと同じ年齢のころに乳癌と聖路加国際病院で診断されました。
このとき長男は3歳、長女は1歳にも満たないときだった。

長男は小さいながらも「僕がついているからママ、負けないで」と抗がん剤で抜け落ちた頭をなでながら励ましていた姿が重なってしまい情けない話、今日は涙がでてしまった。

当時、妻は聖路加国際病院の聖ルカ像に診察の前には手を合わせ「なんとか子供達が1/2成人式を迎えるまで生きながらえますように」と祈っていた姿が思いだされました。
抗がん剤治療で大変な中、子供と過ごす時間がなによりと言っていた姿も思いだされます。

結局、小林麻央さんと違い乳癌は落ち着いておりましたが、2013年には胃癌ステージIV。
乳癌の診断後、約10年でした。「結局、ここまでか」という妻の悲痛の叫びが耳にのこっております。

2人で闘病生活を再度開始しました。2度目の癌・・・、がん研有明病院に通院・入院を繰り返し徐々に衰弱していく姿が小林麻央さんのブログの写真と同じようで重なり、報道のたびに目頭があつくなります。
そのたびに目薬をさして、子供達にはバレない?ようにしております。

幼い子どもを残しての他界、いかほどつらいか、想像できません。

「私ともっといっしょにいたかった」「こどもたちとはもっともっとだな」と最後に書き残した妻の手紙の内容を思い出します。
いずれにせよ残された私は、今、できることは医師としての職務の全うです。

妻のおかげで、他院で乳腺の腫瘤を経過観察で良いでしょうと言われた方々には積極的に当院で精査をしていただき早期での乳癌を発見できております。
そして速やかに治療まで運んでおります。

当院は、できることはどんどんしていきますし、それが残された私の使命です。
文面がややまとまりにかける点お許しください。

小林麻央さんのご冥福をお祈りします。

2017年4月5日

風邪の時には抗生剤は、基本不要です(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。

「風邪ですね。抗生剤を3日ほど処方しておきましょう!」

こんな会話を最近とあるクリニックで聞きました。

基本、風邪は1週間、様子を見れば自然と自分の免疫力で良くなるものですから基本として抗生剤の出番はありません。
そもそも抗生剤は、細菌が増えるのを抑えるための薬ですから万能ではございません。

免疫には、多様性があります。
もっと自分の力を信じましょう。

抗生剤を安易に服用すると副作用もでますよ。

2017年4月4日

せきぐちクリニックの使命(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。

関口家は、少なくとも天保の時代には浦安におりました。
親戚の話では、もっと前からだということですが、水害などで資料がなくなり調べられなかったそうです。

水野忠邦が活躍していた時代、天保の改革など歴史の教科書にでてきたあの時代からと思うと、その歴史の重さから身が引き締まります。
だから関口家は浦安に親類縁者がたくさんおります。
クリニックに来られた方で、よくよく話をしてみると、実は、親戚だったなどとうれしい発見もあります。

浦安は、先祖代々から続くかけがえのない大切な場所です。
そのかけがえのない場所に住む方々に安心の医療をお届けすることこそが、せきぐちクリニックの使命です。

2017年3月5日

セルトリズマブ・ペゴル(シムジア®)は、伊達政宗?(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。

関節リウマチの治療薬で、セルトリズマブ・ペゴル(シムジア®)という腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)を抑えるTNF阻害薬と呼ばれる部類の生物学的製剤があります。
関節リウマチに対して5番目に適応となり、2012年12月25日に製造販売承認、2013年3月8日に発売されております。
開発の段階から、伊達ものさながら治療効果が落ちないように工夫を加え、とてもひどいリウマチにも良く効き関節破壊を抑えたというCーOPERAと呼ばれる、これもおしゃれな名前の研究をして素晴らしい業績を世界に発表しました。

このような発表をしたにもかかわらず、リウマチ専門医の中でも評価が高くない。なぜだろう?

5番目のTNF阻害薬だから陳腐すぎたのか、先行のTNF阻害薬と比べても治療効果がさほど変わらないのに価格も安くも高くもないためか。
私は、今までセルトリズマブ・ペゴル(シムジア®)をひいきにしているリウマチ専門医にお会いしたことがない。

話が変わって伊達政宗は、遅れて生まれてきた英雄と言われ日本人のみならず良く知られている。
しかし天下を取ることはできなかった。
なんとなくセルトリズマブ・ペゴル(シムジア®)には、伊達政宗的な感じを受けてしまいます。

実力はあるのに、TNF阻害薬の中で天下が取れない。

先程のCーOPERAに話を戻すと、関節破壊しやすい関節リウマチの方でもセルトリズマブ・ペゴル(シムジア®)を早期から導入すると、とてもよく関節破壊を抑えたという結果で、とてもすばらしいと思います。
しかし、この中で併用薬のメトトレキサートを急速に上限の週16mgまで増量するということをしており、こればかりが着目され、専門家は皆、セルトリズマブ・ペゴル(シムジア)の話をする前に、皆、口をそろえメトトレキサートについてのコメントをします。

せっかくセルトリズマブ・ペゴル(シムジア®)の名を広めるための試験が、メトトレキサートの現状の使用法にばかり言及され、その評価を奪われてしまっており不遇です。
もっとかわいそうな点は、CーOPERAの関節破壊抑制効果には言及されず、このセルトリズマブ・ペゴル(シムジア®)は胎盤通過性がないとされているため、どのような方に使うかと聞かれた場合、妊婦には使っても良いかもしれない、そのほかは既存のTNF阻害薬で十分なので、ほかの薬剤から変更する場合には良いかもねという具合に言われてしまい。

とても不遇です。
がんばれ、セルトリズマブ・ペゴル(シムジア®)!

2017年3月4日

授乳中のリウマチ治療をどうしたら良いか(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。

授乳をしているが、どうしてもリウマチの治療をしなければならないとき、どの薬剤を選択すべきかは、しっかりと証明されたものがないのが現状です。

原則、リウマチの薬は授乳の際には服用すべきではなく、どうしても必要な場合は有益か不利益を個々に相談し決めるということがガイドラインに示されております。
授乳に際して、明らかに使用していけないものは、抗がん剤や放射性ヨードですが、他は慎重に決めるとなっております。
しかし、リウマチの薬については、しっかりとした根拠を持って授乳は問題ないというものがないため、関節リウマチの勢いが強い場合は断乳のうえ治療に臨むことになります。

2017年3月4日

関節リウマチの生物学的製剤治療中に、なぜ細菌性肺炎が多いのか(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。

関節リウマチにおける生物学的製剤の治療を受けている際の感染症として、まず注意しなければならないものは細菌による肺炎です。この細菌性肺炎は、肺胞内に侵入した細菌が増殖することで発症しますが、われわれの体には細菌に対する攻撃部隊である好中球がもともと備えられております。

しかし、せっかく備えられていても実際の感染部位に到着するのに約24時間くらいかかってしまいます。
24時間後くらいから、やっと攻撃部隊が感染部位に到着し攻撃を始め、感染部位が徐々に限局されていきます。

これが肺炎治癒の流れです。

この攻撃部隊である好中球を感染部位まで、効率よく誘導するために重要なものがTNF、IL-1、IL-6、IL-8などのサイトカインと呼ばれる物質です。
生物学的製剤が抑えているものの代表といえば、TNF、IL-6です。

つまり、生物学的製剤治療中は攻撃部隊を感染部位まで誘導する力が落ちていると考えてしまえば、細菌感染である細菌性肺炎の発症頻度が多くなるのも、なるほどと思いませんか。

2017年3月3日

授乳中の関節リウマチ治療(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
産科学会では、授乳中の禁忌薬剤は、まずは抗がん剤、当たり前です。
次に、放射性ヨード製剤、これも当たり前です。そして、これ以外は慎重に服用ということで授乳中は比較的問題ないというスタンスの様です。

では、これにならい授乳中の関節リウマチ治療薬については大丈夫とするには確たる証拠がないため、リウマチガイドラインでは、エタネルセプト(エンブレル®)は比較的安全かもしれないが安全性を保証しうる根拠に乏しいため、原則は、授乳中は関節リウマチの治療をよく考えたうえでということになっております。

このため、当院では、1年くらい授乳できた方は断乳をお勧めし、しっかりとした抗リウマチ薬で治療を開始するという立場で治療させていただいております。
授乳したてのときには、母乳の大切さからステロイド薬などを短期的に服用いただくか、リウマチの勢いが強く断乳もできないときは、金銭的に問題がなければエタネルセプト(エンブレル®)をお勧めしております。

2017年3月2日

糖尿病を治療する週に1回の治療薬(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。

持続性選択的DPP-4阻害剤オマリグリプチン(マリゼブ®)があります。
従来の薬剤ならば、1日1回から2回と毎日服用しないといけないところ、週に1回1錠服用するだけで良いので福音です。

忙しい方には良いと思いますので、是非、糖尿病の方で服用してみたいという方はおっしゃってください。
私の方からも、ご案内いたします。

2017年2月27日

膀胱炎ですね。クラビット®飲んでください???(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
膀胱炎は嫌ですよね。
痛いときは、なおさらです。

膀胱炎ですね、じゃクラビット®という感じで処方された経験のある方も多いと思います。
なぜ、クラビット®?と、首を傾げてしまいます。

原因菌が判明している場合は、どの抗菌薬が効くか目星がつくので治療は楽です。
ですが、たいていは、原因菌が判明はしていない状態で治療が開始されるので、この抗菌薬ならば効くだろうと想定して開始し検査結果を見て調整をしていきます。

膀胱炎の原因菌は大腸菌がその大半を占めます。
そして大腸菌の40%は、なんとクラビット®を含むキノロン系抗菌薬耐性のため効きません。
加えて交差耐性と言って1つのキノロン系抗菌薬が効かない場合、他のキノロン系抗菌薬も効かないことが多いのです。

クラビット®をなぜ使うのか、全くわかりません。

当院ではクラビット®をはじめとするキノロン系抗菌薬を膀胱炎の治療薬として最初には使用いたしません。
膀胱炎の場合、サルファ剤にアレルギーがない方ならばおすすめはスルファメトキサゾール・トリメトプリム製剤(バクタ®)です。

2017年2月26日

風邪ですね。3日分、抗生物質を出しておきましょう???(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。

タイトルの「風邪ですね。3日分、抗生物質を出しておきましょう。」
こんなフレーズどこかで聞いたことありませんか?

????????と?が無限大になるくらい不思議な表現です。

どうしてかというと、まず、風邪を診断するのは医師の役割ですが、「風邪は1週間もすれば自然に自分の免疫力で良くなる病態」だから。
極論すれば、薬は不要です。
加えて、たいていがウイルス性ですから細菌をやっつけるための抗生物質の出番はありません。

抗生物質がないとたいへんな病態と考えているのであれば、風邪という診断はしない方が賢明です。

つまり、「風邪ですね。3日分、抗生物質を出しておきましょう。」ということは「風邪ですが風邪でないかもしれないですね。」と訳のわからないことを言われているに等しいのです。
3日は、たいてい抗生物質が最大効果を発揮する最低限の日数のため許せるとして、もしその抗生物質がセフカペンピボキシル塩酸塩水和物であれば、OH! NO!と言わんばかりです。

抗生物質を必要とする場所、つまり細菌がはびこっている所に有効な量の抗生物質を届けることが肝心ですが、このセフカペンピボキシル塩酸塩水和物の力はおそまつです。
なにはともあれ抗生物質は、副作用もありますので必要なときには副作用も辞さない覚悟でしっかりと使うということが原です。

これは、泌尿器科の膀胱炎のときにも良く耳にすることですので、次回にご紹介しましょう。

以下のリンクから問診票(リウマチ科は初診用と再診用があります)をダウンロードしていただき、あらかじめ記入してご来院いただきますと、比較的スムーズにご案内することができます。ご協力をよろしくお願いいたします。

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