診療のご案内
処方箋をもらうと書いてある、「食直後」、「食後」、「食前」、「食間」という言葉。もう少し、詳しく書いてくれないかなと思われている方もいらっしゃると思います。
この前、そば屋さんに入ると、たまたまラジオで、薬を「食間」に飲むという意味を誤解されている方が多いということを言っていました。
このラジオ番組によると、「食間」を「食事をしている間」と誤解される方がいるようで、あたかも薬をおかずがわりにご飯をたべるみたいだと笑っていました。
そこで、原則的にわれわれが意図していることをまとめたいと思います。
「食直後」 | 食事が終わったらすぐに。 |
---|---|
「食後」 | 食事が終わってから、だいたい30分以内くらいまでに。 |
「食前」 | 食事の前、30分くらい。 |
「食間」 | 食事の後、2時間くらいたってから。 |
薬は、いつ飲んでも効果に大差がない薬もあれば、食前に飲んだほうがよいものや、胃腸障害を防ぐために食後に飲む方が良い薬など、個々の性質を考慮して決められていますので、用法用量を間違われずにお飲みください。
お薬をもらうときに調剤薬局ならば詳しく説明していただけますので、ご不明な点はどんどんお尋ねください。
一般的に品質が安定な期間は、開封後約6ヵ月とお考えください。
薬の外箱に表記している、使用期限や有効期間を必ず確認するようにしましょう。
薬の入っているビンなどの容器に、開封時の日付を書いておくと、おおよその有効期間の目安になります。
使用期限内でも保存状態によって変質してしまっていることもあります。
外観が変化しているような場合は、使用するのは控えましょう。