診療のご案内
当院では、ピロリ菌外来において、検査や除菌治療を行っております。
最近までは胃潰瘍・十二指腸潰瘍などと診断された方のみが保険適用となっていましたが、内視鏡検査で胃炎と診断された方の除菌も平成25年2月より保険診療となりました。(ただし、内視鏡検査を受けていない方の除菌治療は保険適応外のため自費診療となります。)
ピロリ菌は、胃がんや胃潰瘍の大きな原因とされています。
「細菌は住めない」と思われた胃の中に生息しており、50歳以上の日本人の約8割がピロリ菌に感染していると言われています。
しかし、ピロリ菌に感染していても自覚症状がない場合が多く、感染していることに気づくことは稀です。
また、日本人のがんの中で一番多い胃がんの人は、ほとんどピロリ菌に感染している、とも言われています。
ピロリ菌に感染しているからといって必ず胃腸の病気を発症するわけではありませんが、胃腸の病気を発症している人がピロリ菌に感染している確率は高い、と言えます。
抗生剤・制酸剤などを使用しますが、注意しなければならないのは、ピロリ菌が薬に対して耐性をもってしまって、薬が効かなくなることです。
必ず医師の指示にしたがい、適切な治療しましょう。
ピロリ菌を除菌できたとして、再び感染する率はどのくらいなのでしょうか?
除菌後の再感染率は、衛生環境や生活習慣が関係します。種々の報告がありますが、年0.2〜2%くらいです。
費用についてはお問い合わせください。