診療のご案内
尿をする回数が多く、日常生活に支障が出ているものをいいます。
お悩みの方はご相談ください。
昼間、一度、排尿を済ませたのに2時間もしないうちにまた排尿するようになり困っている状態が昼間頻尿です。
睡眠中に排尿した回数が多いもので3回以上の場合は確実です。
ただし、早く床につくためなかなか寝むれずにトイレに行ったり早起きでトイレに行き、その後、眠れずに再度トイレに行った場合の回数は数えません。
しっかりと寝ている場合が数える対象となります。
歳をとると夜間の排尿回数が増え、60歳を過ぎると男女共に3人に1人は2回以上トイレに起きております。(以下の表をご覧ください)
40〜 49歳 | 50〜 59歳 | 60〜 69歳 | 70〜 79歳 | 80歳〜 | |
---|---|---|---|---|---|
男性夜間排尿回数2回以上の割合 | 10.3% | 20.6% | 39.7% | 62% | 83.9% |
女性夜間排尿回数2回以上の割合 | 8.5% | 15.4% | 28.6% | 48.3% | 71.2% |
以下のような原因の可能性があります。
以下のような原因の可能性があります。
朝起きてから翌日朝までの排尿時刻、尿量をすべて記録することで、自分の頻尿の状態を把握することができます。必ず24時間記録することが大切です。
起床時間、就寝時間、食事時間が日によって大きく変わったりする生活をしていると、夜間頻尿の症状が出やすくなります。何事も生活リズムの見直しが肝心です。
夕方以降にコーヒー、お茶、お酒を飲むと、その利尿作用によって夜間頻尿が起こりやすくなりますので控えてください。
また、塩分摂取量を減らすと必要な水分量が減るため塩分を控えた上で水分を減らすことも肝心です。