ブログ
2024.08.19
感染症
新型コロナウイルス感染症とマイコプラズマ肺炎の発生状況
新型コロナウイルス感染症の発生状況
全国の決まった医療機関から報告される1週間ごとの新規患者数は、5月上旬から増加傾向でしたが、7月29日~8月4日の1週間は13.29と、前の週の14.58からやや低下しましたが、夏休みの影響が考えられますので、ご注意ください。
最近、咳が長引く方が多いのですが、それは、マイコプラズマ感染症かもしれません。
そこで、マイコプラズマ肺炎の発生状況を見てみますと、以下の通りです。
マイコプラズマ肺炎の発生状況
7月29日~8月4日の1週間あたりの報告数は前の週から増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い状況で推移しています。
咳が4週程度と長引き、一度、感染しても抵抗力がつかないので再び感染してしまう厄介者ですが、マクロライド系抗菌薬が効きます。