ブログ
2020.08.14
トピックス
新型コロナウイルスの陽性者数と離島に行く時のPCR検査
テレビで、初芝桟橋ですか?、離島に行くとき、乗船前に唾液による新型コロナウイルスPCR検査を行うとありました。
これって、どうでしょうか?
無料ですが、自由意志で受けるので全員が受けない。
さらに、まず全員を乗船させ、さあ到着というときに結果が届き陽性であれば、隔離され、空から戻されるということでした。失笑です。
それにコメントしていた感染症の専門家のコメントも、「PCR検査を受けない人もいたのが残念です」と、期待を裏切るものでした。
私見をまとめますと、
観光業で成り立つ離島だから仕方ないが、このような状況でも密な船で離島に行く人が少なからずいる事実があること。
新型コロナウイルスは、発病する前の無症状のときにウイルス排出が多いこと。
症状が出て2日経たないと、PCR検査では、結果が陰性になることがあること。
このため、PCR検査で陰性という手形を与えてしまうことになり、もらった方は、安心し離島の開放感から、ウイルスを撒き散らすこともあり得る。
PCR検査では、100%の判断ができず、100%の保証すらできない。
検査は、予想して行うもので手当たり次第しても無駄が多いと知っているはずの有識者が、批判を恐れ事実を無視している。
賢明な方は、自粛しているので新型コロナウイルスの有病率は、まだ多くない。
だから、PCR検査をしても、陰性となることが多く予想どおり。
PCR検査で、偽の陽性になった場合、空輸されたという経験ができるが濡れ衣を着せられることになるし濃厚接触者も、とばっちりを食う。
離島の医師は、大変な苦労をされる。
ダイアモンドプリンセス号で、学んだことが生かされず、密な環境である船に乗船させてしまっている。
仮に、離島で、新型コロナウイルス感染者が出た場合に、全員が検査していなかったと非難されることが目に見えている。
枚挙にいとまがない。
混乱の極みです。
整理すると、「3密」と換気です。ただし、換気が十分でも感染する人は減るが、いるという事実があることより、とにかく「3密」を避けることが大切。