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2020.09.06
浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科
マウスシールドは、マスクの代わりにはなりません。
本日の要点は、「マウスシールドは無駄、不織布マスクでないと効果がない」ということです。
最近、安倍首相のバタバタとした交代劇がありましたが個人的には麻生太郎氏(79歳)に注目してしまいました。
なぜかと言えば、周りの人が皆、不織布マスクをしているにもかかわらず、新型コロナウイルスに感染したら死亡率が高い79歳の麻生氏ただ一人がマウスシールドをしていたからです。
麻生氏の周りは、もしかしたら新型コロナウイルス感染者がいないのかもしれないのですが、報道されている姿をみて自分もマウスシールドで良いと思う方がいないとも限りません。
神戸市では、マウスシールドを着けていても周りの人が濃厚接触者に認定されたことがあり、
神戸市健康局は、新型コロナウイルスの感染予防策に、フェースシールドだけ、もしくはマウスシールドだけでは不十分と、マスク着用の徹底を呼び掛けております。
79歳の麻生氏は、公の立場にある人だから神戸市の状況も考慮する必要があったと残念に思いますし、感染しないことを切に願います。
また、学校医をしている立場から申し上げると、教壇に立つ先生の表情がマスクをしていると見えないからという理由で、教育委員会が、マウスシールドを励行している動きがあります。
もちろん、「マウスシールドは、許可できません」と私の担当する中学校には伝えております。
当院では、新型コロナウイルス感染以前から診療にあたるスタッフには不織布マスクの着用を義務付けておりましたため、このたびのコロナ禍では、マスクが手に入らないという問題はありました
が着用することに対しての問題はありません。