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2025.02.05

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは?|浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)

下肢静脈瘤とは?

下肢静脈瘤は、足の静脈が拡張し、ボコボコと浮き出る疾患です。

通常、静脈には血液が、先から心臓に戻るときに逆流しないように魚とりの仕掛けのように「ハ」の字型の逆流防止弁があります。

この逆流防止弁が正常に閉まらなくなり機能しなくなることで、血液が滞り、静脈がボコボコと膨らんでしまいます。

原因

  • 長時間の立ち仕事・座り仕事:血流が滞りやすくなります。
  • 加齢:血管の弾力が低下し、静脈弁の機能が衰えます。
  • 妊娠・出産:ホルモンの影響や腹部の圧迫で静脈に負担がかかります。
  • 遺伝:家族に下肢静脈瘤のある方は発症リスクが高まります。

症状

  • 血管の浮き出し:脚の表面に青く蛇行した静脈が目立つ。
  • むくみ:特に夕方に足が腫れやすい。
  • だるさ・重さ:脚が疲れやすく、重く感じる。
  • こむら返り:夜間にふくらはぎがつることが増える。
  • かゆみ・湿疹:皮膚の炎症が起こることも。

検査方法

下肢静脈瘤の診断には超音波検査が有効です。浦安せきぐちクリニックでは、専門家が超音波検査を行い、静脈の状態を詳しく確認します。

治療法

  • 保存療法:弾性ストッキングの着用や生活習慣の改善。
  • 硬化療法:薬剤を注入し、静脈を閉じる治療。
  • 血管内焼灼術:レーザーや高周波で静脈を閉じる最新治療。
  • グルー治療:医療用接着剤で静脈を閉じる低侵襲治療。

セルフケア・予防法

  • 適度な運動:ウォーキングやふくらはぎのストレッチで血流を促進。
  • 長時間の同じ姿勢を避ける:定期的に足を動かす。
  • 弾性ストッキングの活用:血流をサポート。
  • 足を高くして休む:血液の循環を助ける。

こちらのページも参考になりますのでご覧ください。

脚の血管守って健やか 動脈硬化を防ぐ6つの生活習慣 – 日本経済新聞

通常の診療においても、足にボコボコしたものができていると相談を受けることがよくあります。

下肢静脈瘤は放置すると潰瘍を形成したり、血栓ができて、それが肺に飛んで肺血栓塞栓症という怖い病気の原因になったりします。

気になる症状があれば、早めに相談しましょう。

浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)院長 関口直哉

 

 

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