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2021.11.01
リウマチ内科
関節リウマチ|お酒は飲んでも大丈夫ですか?|リウマチ内科
関節リウマチの治療が始まり、症状が安定してくると、「お酒は飲んでも大丈夫でしょうか?」という質問をされることがあります。
確かに、お酒は、おいしいですから質問は、ごもっともと言えます。
アルコールを摂取されると血流が良くなる結果、炎症が悪化します。つまり、腫れて痛む関節が余計に腫れてしまう可能性があります。
一般的に関節リウマチの治療は、メトトレキサートという薬が使われることが多いため、飲酒をすることで副作用としての肝機能障害がおこりやすくなるため注意が必要です。
メトトレキサートを服用されている方は、メトトレキサート服用日だけは、禁酒してください。つまり休肝日と考えていただければ一石二鳥です。
他の疾患でも、当てはまることですが、適切なアルコール量は25g、つまり5%のビールならば500mL(5/100(%)✖️500(mL)=25g)までです。おのずと濃いお酒は量が減ります。何事も適量が大切です。
文責 浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ内科・皮膚科・泌尿器科)院長 関口直哉


