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2021.12.30
内科
新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大懸念
新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大懸念があります。アメリカ海兵隊基地関係者や海外からの帰国者(これは驚くには値しませんが)、そして日本国内での集団感染、市中感染例などの報道が増えました。ヨーロッパやアメリカでは、新型コロナウイルスワクチン接種証明とPCR検査を、少し古いですが時代劇の水戸黄門が出す印籠のようにして対策が甘くなっていて、自由の国ですからワクチン接種をしない人も多く感染状況は悲惨な状態です。ワクチン接種義務化の動きで、とてつもなく強い反発を買ったのは周知の事実です。幸い、致死率が低いのですが、それでも感染したら大変です。当院では、新型コロナウイルスワクチン接種後の抗体検査を行っていたため、新型コロナウイルスワクチンの抗体価(力)が、どのように下がるかを把握できております。
一言、びっくりです。すごく早く下がるのです。
免疫力は記憶されますので、感染時に、どのくらい免疫力が上がるかが勝負ですので一概に抗体価が低いからだめという気はありません。
新型コロナウイルスワクチン2回接種をして3ヶ月もすると、その抗体価は、本当にびっくりするくらい下がっております。
3回目の新型コロナウイルスワクチン接種が、だんだんと始まっておりますので、ブースター効果を期待して、しばし自重すべきことは自重しましょう。
プログラミングができておりますので、現在の感染者数から簡単に感染者数が予測できます。
参考までに、2021年12月26日から2022年1月22日までの東京都のCOVID-19感染者数3360人で、死亡者数1人となっております。
千葉県の予想されるCOVID-19感染者数415人で、死亡者数1人となっております。
予測を下回ると良いのですが・・・。
文責:浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ内科・皮膚科・泌尿器科)院長 関口直哉