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2023.04.01
内科
眠れない時にアルコールを飲むことは逆効果です 不眠症
眠れないときは、アルコールを飲むなんてしがちです。確かにアルコールを飲むと眠くなりますが、睡眠のリズムや睡眠の深さを悪くし、結果として深い眠りに入れず睡眠の質自体は下がっております。寝る前にアルコールを飲む習慣を続けていると、アルコールに対し耐性ができ眠るために必要なアルコールの量も、だんだんと増えてしまいます。アルコールの催眠作用は短時間で途切れ、トイレが近くなることもあり寝入ってから数時間たつと目が覚めやすくなります。だから、眠れないからアルコールを飲むと言うのは間違った判断となります。最近、疲れが取れないのは年齢のせいだとお思いの方は、今一度、飲酒されているのであればお考え直さなければなりません。免疫力の維持にも、睡眠はとても大切です。睡眠時無呼吸症候群、アルコールによる夜間頻尿、背骨の変形などによる足の痛みや違和感などによる不眠症について当院では、総合内科専門医による内科的治療をしております。とくに睡眠時無呼吸症候群の方へのCPAP導入や、夜間頻尿による不眠症の場合は、泌尿器科専門医による治療が受けられます。お困りの方は、一度、ご相談ください。