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2022.01.03
内科
眠れない|人と動物の睡眠時間の違いについて|内科
コロナ禍のストレスのせいか眠れないと相談されることが多くなり、対策や原因を調べているうちに、人間と動物の睡眠時間の違いはどうなのかと思い調べてみました。私の犬(ショコラ)も、よく寝ています。夜7時30分には決まってベッドに入り、朝6時15分には起きます。その間、犬(ショコラ)が、熟睡しているかと思えば違い、少し目が開いていて、その中で目が動いていたり、寝言を言ったり、手足がピクピクとして走っている様になったりしています。私が夜遅く帰ると物音がするのか、目覚めて出迎えてくれます。そして、少し遊んで、またベッドに入り寝ています。昼は昼で、少し動くとベッドに入り、少しですが寝ています。犬も人間と同じでノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)を繰り返しています。犬は、人間よりも睡眠を多くとる動物なので、成犬ならば12〜15時間くらいの睡眠時間です。他の動物の睡眠時間は、興味があれば下の図を参考にしてください。このブログを書いているときも、ケージの中のベッドで、犬(ショコラ)は寝ていました(写真左)が、少し時間が経ってから見て見ると目が開いてぼーっとしています(写真中央)。そして、寝息が聞こえてきたので、再度見て見ると寝ていました(写真右)。今は、フガフガと寝言を言っています。人は、年齢を重ねると、運動不足のせいか酸素消費量が減り、回復させるための睡眠時間は短くて済む様になります。そこで、単なる運動不足なのに自分は不眠症だと思い込み睡眠薬が必要と考えるようになる場合もあります。これでは、いけません。運動不足だから睡眠時間が短いのです。もちろん睡眠の質も大事にしたいものです。みなさま、本年の初夢は、縁起の良いものでしたか?
文責:浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ内科・皮膚科・泌尿器科)院長 関口直哉
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-002.html


