浦安せきぐちクリニック院長ブログ

1月7日、浦安市で新型コロナウイルス感染者が7人確認されましたので、お知らせいたします。2021年12月末からの新型コロナウイルス感染の急拡大を受け政府は1月7日、基本的対処方針分科会を開き、広島、山口、沖縄の3県にまん延防止等重点措置を実施することを決定しました。期間は1月9日～1月31日となるようです。中華人民共和国は、人権侵害ができる国家ですので感染症対策としては、効果的な手段が取れます。日本は、中華人民共和国のように強力な感染対策ができないため人流は止まりません。見ると、日本は第５波までと同じような対策をとっているので感染者数増加の報道の中でも、あちこちと出歩く人々の姿は減らず困ったものです。今回のオミクロン株は、かかりやすいが重症化は少ないという特徴があるようです。新型コロナウイルスの追加ワクチン接種が、まだ始まったばかりということや経口治療薬の潤沢な供給が不十分である今は、感染する方が、今まで以上に増えた場合、病床逼迫と亡くなられる方の増加を、予想するだけで身震いがします。最後に、マスクが合わず手で触って直したり、鼻を出して口だけにマスクをしていたりと感染対策でしてはならないことをしている方を見かけます。汚染され感染予防効果は乏しくなるので、やってはならないことと気づいてもらいたいです。

文責：浦安せきぐちクリニック（内科・リウマチ内科・皮膚科・泌尿器科）院長　関口直哉