浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)

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2017年9月25日

関節リウマチのデノスマブ(プラリア®️)治療②

浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。

RANKLという物質が骨を壊す細胞ができあがるのには必要です。
普段は、OPGと呼ばれる囮が効果的に働き過度の骨破壊を防いでいますが、関節リウマチの主戦場である関節の滑膜では、TNFαやIL-6と言うサイトカインと呼ばれる物質が大量に出ており、これらによりRANKLが多くなりRANKL/OPG比がおかしくなり骨を壊す細胞が活発化して骨破壊を生じます。

だから、このRANKLという物質を抑える作用のあるデノスマブ(プラリア®️)は関節リウマチの骨破壊を防ぐであろうと期待されたのです。

果たして、その通りでした。

TNFαやIL-6は今ある生物学的製剤で、抑えられるので骨破壊抑制効果は十分ありますが0とまではいかないので、より高みを目指し生物学的製剤とデノスマブ(プラリア®️)との併用治療の効果を検討したのが、お世話になった竹内勤教授たち慶應義塾大学病院リウマチ内科でした。
投稿された論文を拝見すると、以下のようです。

生物学的製剤使用中の方にデノスマブを加える加えないでの検討をされております。
平均年齢が70歳以上で、ほぼ女性、12年以上の病歴を持ち、病気の勢いも強いという方々が対象です。

インフリキシマブ(レミケード®️)+デノスマブ(プラリア®️)8人、アダリムマブ(ヒュミラ®️)+デノスマブ(プラリア®️)1人、エタネルセプト(エンブレル®️)+デノスマブ(プラリア®️)4人、アバタセプト(オレンシア®️)+デノスマブ(プラリア®️)13人、トシリズマブ(アクテムラ®️)+デノスマブ(プラリア®️)14人に対して同じ生物学的製剤のみの方々を比較検討しております。

デノスマブ(プラリア®️)を追加した方が、予想どおり骨破壊としてのびらんは抑制できたという結果でした。

骨粗しょう症にも良いし、関節リウマチにも良いし一般的な月に1回服用するビスホスホネートと呼ばれる骨粗しょう症の薬と比較してもデノスマブ(プラリア®️)は保険負担割合が3割の方で年間約2000円安く済むのでお得です。

このため、当院でもデノスマブ(プラリア®️)を積極的に使い、より高みを目指した治療を行なっております。

以下のリンクから問診票(リウマチ科は初診用と再診用があります)をダウンロードし記入してご来院いただきますと、比較的スムーズにご案内することができます。ご協力をよろしくお願いいたします。ダウンロードできない方でも、受付で対応させていただきますので、ご心配のないようにお願いします。

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