浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
授乳をしているが、どうしてもリウマチの治療をしなければならないとき、どの薬剤を選択すべきかは、しっかりと証明されたものがないのが現状です。
原則、リウマチの薬は授乳の際には服用すべきではなく、どうしても必要な場合は有益か不利益を個々に相談し決めるということがガイドラインに示されております。
授乳に際して、明らかに使用していけないものは、抗がん剤や放射性ヨードですが、他は慎重に決めるとなっております。
しかし、リウマチの薬については、しっかりとした根拠を持って授乳は問題ないというものがないため、関節リウマチの勢いが強い場合は断乳のうえ治療に臨むことになります。