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2015.01.05
関節リウマチ
関節リウマチと癌
高齢化を迎え、癌はありふれた病気と言える時代になってしまいました。
関節リウマチの治療を複雑化させる原因の一つに癌があります。
関節リウマチを発症したあとに癌になってしまった、もしくは癌の発症後に関節リウマチになってしまったなど。
発癌と関節リウマチについて、さまざまな研究がなされていますが結論はでません。
その理由は、200人に1人くらいと言われている関節リウマチの方がすぐさま癌にはなりませんし、ほとんどの研究で偏りを避けた質の高いランダム化比較試験という手法を用いるため客観的な薬剤の治療効果を評価するには適しているものの癌のような人生の長い経過でおこる事象を扱うにはやや手法としては劣る点が挙げられます。