ブログ
2014.11.28
膠原病
抗核抗体
抗核抗体は、膠原病を調べる場合には必須の検査項目です。細胞の中の核に反応するもの(抗体)があると、この検査で染色されてきます。
核の成分は色々あるため、これに反応する 抗体も色々な種類があります。
この検査は、これらの色々な種類をまとめて表したものです。
膠原病は、症状と検査結果をもとに、診断しますので、この検査が陽性だからといって、 即、膠原病というわけではありません。
この検査が陽性の場合、考えうる病気は、全身性エリ テマトーデス、混合性結合組織病、全身性硬化 症(強皮症のこと)、 シェーグレン症候群などです。