胎盤製剤(プラセンタ)のメルスモン®は、更年期障害の効能効果を持ち、つまり45歳から55歳くらいの女性であれば保険診療内で皮下注射可能です。
有効成分は、もちろん胎盤由来成分ですが主にアミノ酸です。
リジン、アラニン、アスパラギン酸、ロイシン、グルタミン酸、グリシン、バリン、セリン、チロシン、フェニルアラニン、スレオニン、アルギニン、プロリン、イソロイシン、メチオニン、ヒスチジンがそれにあたります。
メルスモン®の特長は、日本人の胎盤由来であることです。
投与法は、週に2~3回皮下注射を行います。プラセンタ治療として、静脈内に投与している施設もありますが、無駄が多く製薬会社も静脈内への投与は尿中への排泄が早くなるため勧めておりません。
なお更年期障害ならば思ったよりも効果があるようです。
加えて、抗疲労効果や美肌効果も期待できるようです。
注意すべき点は、一度でもプラセンタ治療を受けたことのある方は、献血ができなくなるということです。