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2014.07.01
関節リウマチ
糖尿病性骨症
糖尿病性骨症は、一般に考えられているよりも多くインスリン分泌不足の直接的な影響で骨芽細胞によるコラーゲン産生が低下することが主な原因です。
しかしながら糖尿病診療においては、HbA1cがいくつとそればかりを気にして骨粗鬆症が見落とされていることが多いのが実情でとても残念です。
糖尿病の方には、骨密度を測定し早期に骨粗鬆症を発見し治療することが大切です。
2型糖尿病の方に骨粗鬆症治療薬のビスホスホネートを投与した際、血管内膜厚の有意な減少が認められたという報告があります。
つまり、ビスホスホネートにはアテローム形成抑制作用があるということを示唆するものです。