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2014.03.23

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コーヒーと疾患との関連性

コーヒーは、世界中の人に愛され飲まれており、その昔、銀座でブラジルコーヒーを飲む(銀ブラ)という言葉があったようにブラジルがその生産量では圧倒しております。
コーヒーは、カフェイン、ポリフェノールを含み中枢神経刺激作用、心筋収縮作用、胃液分泌作用を持ちます。
紅茶や緑茶1杯の中に含まれているカフェイン量が30mgとするとコーヒー1杯では150mgのカフェインが含まれております。
コーヒーの良い点は、研究論文(コホート研究)から引用してみると、「コーヒーを飲むと肝癌の危険が減る」、「コーヒーを飲むと血圧が5mmHgくらい減る」、「コーヒーを飲むと心臓病や脳卒中の危険性が減る」などがありました。

コーヒーには中枢神経刺激作用や心筋収縮作用があるので心臓には悪いのではないかと考えられる方もおられるかと思いますが、例えば1日10杯以上飲まれるとか、体質的にコーヒーに敏感ということがなければ心房細動や心室性期外収縮と言った不整脈がおこる頻度が増えるということはないとされております。

病気の説明をすると、食事との因果関係がないかと尋ねられることがたびたびございます。
確かに気になるのは無理もないと思います。
TVなどの広告で、この食品が○○に良いなどとありますが特定保健用食品の治験に携わった経験からすれば臨床で使用する医薬品に比べるとその診査は大変甘いです。

○○を良く食べる・飲む人が、例えば癌になりにくいというには実は多量の摂取が必要とされます。そこで肝臓癌を心配し、コーヒーをがぶ飲みしたらどうなるかと言えば不眠症や胃痛で悩むことになるでしょう。過ぎたるは及ばざるがごとしの例えのように適量が必要なのですが、その適量はどのくらいの量かは実際のところはっきりとは分かりません。食品が疾患に対してどのように有効かを検討するため、有効成分を抽出したものを錠剤にして服用して関連性を調べることがあります。しかし、結果は予想どおりになることも少なく研究の難しさが伺われます。食品に関しては、日常生活を送るにあたり、その成分を絶対取らなくすることは難しく多数を長期間観察してはじめて結論が得られる、加えて、生活習慣、仕事、ストレス、環境などが影響を及ぼすので果たして対象となった食品だけが良く働いたのかという問題が絶対でてきます。

○○という食品が体に良いというのは、関連する因子がとても多く統計的にも胡散臭い点が否めないので参考にする程度で良いと個人的には考えております。

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