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2014.04.03

関節リウマチ

関節リウマチ~診察を受けるタイミング

だるさなどの漠然とした症状であったり、関節の腫れや痛みがあっても一過性であったりと初期のサインを見逃しがちです。
重要なことは、朝のこわばり、ゴムの様な弾力性を持って紡錘状に腫れあがった関節を見逃さないことです。

これらが6週間以上続く場合には、関節リウマチの疑いがかなり強まります。
関節は左右対称性におかされると書かれておりますが、初期には片側だけの場合もあり左右対称性でないから関節リウマチではないというのは間違いです。

関節リウマチの原因は明確には分かっておりませんが、遺伝、感染、女性ホルモン、薬物、喫煙、ストレスなどが複雑に絡み合った結果、外から侵入してくる細菌やウイルスなどの外敵を攻撃・排除して自分の体を守るという免疫システムに狂いが生じ、自分の体の構成成分を外敵かと間違い攻撃・排除するようになり発症してくるということが分かってきました。
母が関節リウマチだから自分もいずれ発病するのではというご質問を受けることがありますが、一卵性双生児の検討からわかったことは関節リウマチに関連した遺伝子を持っていたとしても4人に1人だけ発病するという複雑さということです。

残念ながら効果的な予防法は確立されておりません。明らかな原因が不明のうえ「この検査が陽性だから間違いない」というものがありません。分類基準というものがありますが、やや曖昧で、診察所見、検査所見を総合して評価し最終的に関節リウマチ以外の診断は考えられないところまで絞りこんだ上で、診断を下すという関節リウマチを見慣れていない非専門医にはハードルの高いものとなっております。

関節リウマチは、早期からどんどん進む関節破壊をいかに抑えこむかが鍵となるため、一つでも関節に腫れや痛みの症状がある場合や、もしかして自分は関節リウマチではないかと不安がよぎった場合は、「リウマチ専門医」に相談してください。

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