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2022.07.14
新型コロナウイルス
新型コロナウイルス感染者数の増加速度が増しております。
新型コロナウイルス感染者数の増加速度が増しております。東京都内の新型コロナウイルスの感染状況について、都の専門家は警戒レベルを最も高いレベルに引き上げるとともに「感染拡大のスピードが急激に加速している。増加比が継続すると、1週間後には第6波のピークを超えてこれまでに経験したことのない爆発的な感染状況になる」と述べ、強い危機感を示しました(原文そのまま)。NHKで、このような報道がありました。いつも時間が空いたときは、感染拡大のシュミレーションを行いますが、5月のシュミレーションでは、7月末から8月のはじめにかけて新型コロナウイルス感染者数のピークがくると出ていたので、わかりきっておりましたので感染者数増加の報道自体には全く驚きもせずというところです。しかし。現在、新型コロナウイルス感染者数の増加速度が、私の予想より早くなってしまいました。今までは、新型コロナウイルスワクチンの接種券が届いたので、どうしたら良いかと尋ねられると、私的意見ですがと前置きさせていただき、一時的に新型コロナウイルスは増加するけれども頭うちになるから、7月中にワクチンを接種してしまうと効力が年末には落ちてしまい、年末に起こるであろう新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの同時感染には対応できないと説明させていただいておりました。そして、例年のインフルエンザワクチンの季節、つまり10月下旬から11月にかけて、新型コロナウイルスワクチン接種をしたら良いでしょうとお答えしておりましたが、このたびのことで、考えを改めざるを得ません。新型コロナウイルスワクチンは、緊急避難的なワクチンですので、感染爆発が想定されうるときは接種すべきという考えに改めさせていただきました。以前の説明と違ってしまい大変申し訳ございません。このため、10月に接種開始としていた当院の新型コロナウイルスワクチン接種を、前倒しにして8月から開始できるように整えている現状です。当院で新型コロナウイルスワクチン接種希望の方は、来院の際に教えてください。
参考までに新型コロナウイルスBA.5の特徴の表を載せておきます。
文責:浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ内科・皮膚科・泌尿器科)院長 関口直哉