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2019.05.01
浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科
令和元年雑談
高校生2年のとき、たしか予備校で講習を受けていた頃かと思うが、天皇崩御と予備校講師から聞いた。
そして「平成」となったが、「昭和」で慣れていた自分としては純粋に「平成」の耳障りは、良くなかった。
「昭和」は、おびただしい人の命が大戦という愚かな行為により失われた。
平和を期待した「平成」でも、テロ行為や震災などで、また多くの人の命が失われた。
GHQによる骨抜き政策が、いまだに生きていると思えるほど、日本史の教育者たちのモチベーションは低いし日本史が好きという学生も私の
まわりにはいない。日本史は、とても便利である。形を変えて現在に役立つ情報をもたらせてくれる。
日本人は、世界からみた日本という歴史を勉強すべきであると思う。
今の日本も、一部の先進的な方をのぞいて、幕末の黒船がきてびっくりという体たらくである。
これでは世界からどんどん遅れをとってくる。
ITと言われて久しいのに、まだまだネット速度も遅いし、価格もとても高い。
小学生よりPCに慣れ親しんでいた自分にとって、こんなに日本は後進的だったのかと。ネット速度の新聞記事を読んだときの驚きはなかった。
NTTの幕臣レベルの遅々たる対応と投資額の少なさが書いてあった。
2020年のオリンピックには、自動運転は間に合わないだろうし、特許、医学を含めた研究分野、AI、通信速度、語学のすべてが
アメリカ、中国を2強として他の先進国より遅れてしまっている。
令和は、個人的には幕末のような感じを受けている。本当の意味での情報技術の維新が必要である。
これから、AIがどんどん伸びてくる。現に、マンモグラフィーの読影結果ではAIの診断能力の高さが証明されている。
マンモグラフィー自体が、あまり推奨されていないという事実に目をつぶればである。
近い将来、放射線科医師の画像診断という仕事はAIに取って変わられるだろう。
このたび、英断による退位で、本日から「令和(れいわ・Reiwa)」となった。
個人的には「令和(れいわ・Leiwa)」として欲しかった。英語圏の人は、Reiは読めないと思うからである。
また崩御でなくて良かったと個人的には思う。
ひとりの日本人として、この新しい令和が皆様の福音になるべく、当院も常に情報を発信できるよう精進しようと思う。