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2023.02.19

内科

浦安市内科医の愚痴・・・おフランスは、いつの時代でも必ずしでかします。

浦安市内科医である自分としては、常に新型コロナウイルス感染症の出口戦略を考えなければならないと考えております。新型コロナウイルスは、弱毒化したとはいえ感染力がたいへん強く、大切な方を亡くしたという方は、まだ多くいらっしゃると思いますので敏感な話です。そんな中、2023年2月のおフランス政府が発表した内容は、おフランス人の気質を考えれば、おフランスだから仕方ないと思えるものでした。それでは、そのおフランス政府が発表した内容というものは何かと言うと、新型コロナウイルスに感染しても隔離不要、マスク不要で自由に外出可能、病欠義務なしで出勤可能ということです。体裁良く言えば、新型コロナウイルス政策を終えたと声高らかに内外へ宣言することで自国の安定性を強調し、医療現場逼迫緩和、医療費削減、経済回復をするという狙いがあるということですが、おフランスは、そもそも労働者階級の国のため、すぐストやデモが起こります。そのため歯止めが効かず仕方がなかったということだったのだろうと推察します。おフランス政府の発表した内容に反発した知識階級のデモには、権威ある医師たちが多数参加したりしております。日本が、おフランスと同様とは考えたくないのですが、仮に真似をした場合のことを考えると厄介なことだと感じております。新型コロナウイルスは感染力が強いため、防御しない感染者たちの歩行者天国のような状態になると、感染者数が一定期間は爆発的に増えます。その後は、集団免疫が得られて増加速度が弱まるとは思います。しかし、その間は、周りに感染させまくるため、ある1つの会社を例にすれば、無症状もしくは軽症の感染者が我が物顔で出社、近くの同僚に感染させ、次々に感染、少なくとも命を落とすことはないでしょうが病欠する人も一定数でるので、業務が回らなくなり他の社員の疲弊度が増します。会社だけでなく、公共機関でも同様の環境になるので、交通機関が同じ様な状態になったらと考えると恐ろしくなります。いつどこにいても感染する危険度が今よりは増すのは事実ですが今までは、個人の生命が危ぶまれていた新型コロナウイルス感染でしたが、今後は集団としての会社の機能、とくに大企業でなく中小企業の運営に大きく支障をきたすのではないかと心配しております。医療機関において、とくに病院のような多数の来院する場所ではなおさらですが、待合で隣に座った人が新型コロナウイルス感染者であるということがより頻繁になると想定されます。

一般内科で、かぜ症候群を主として診察するような医療機関は、おフランスと同様の対応で今まで通りで良いと思いますが、当院も該当しますが、せめて免疫抑制薬服用中の方、抗がん剤治療中の方、高齢者の方が多く通院している医療機関は、今まで通りに、その医療機関の裁量に任せて新型コロナウイルスの診療にあたらせていただきたいものです。

文責:浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ内科・皮膚科・泌尿器科)院長 関口直哉

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