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2023.01.19
皮膚科
押したあとに、じんましんが出る。遅延性圧じんましん。
押したあとに、じんましんが出る。それも痛い。これは、まれなじんましんの一つで遅延性圧じんましんと言います。
押したりという圧迫を受けてから、数十分から数時間後に出て、2~3日かけてなくなります。症状は、かゆいと言うよりは痛みです。
通常じんましんは、抗ヒスタミン薬が有効ですが、この遅延性圧じんましんは、無効で症状の抑制にはステロイド治療が必要となります。
ロイコトリエン拮抗薬の有効性を示した報告もあります。普通でない、じんましんがある場合は、当院皮膚科にご相談ください。