浦安せきぐちクリニック院長ブログ

内科でよく見る血圧が高い病気、つまり高血圧症ですが、約4000万人が該当します。高血圧は、心臓が収縮し血液を全身に送るときに血管の壁にかかる圧力が通常よりも高くなってしまう状態です。この状態が長く続くと、心臓や血管に負担がかかり寿命に悪影響を与えることがあります。健康診断を受けて、血圧が高いため医療機関を受診してくださいという文面を受け取った方は、多いと思います。高血圧症の原因は、様々あって遺伝的要因、ストレス、加齢などがあります。高血圧症は、自覚症状がないことが多く、「沈黙の殺人者」とも呼ばれています。放置すると健康に影響を与えることがあるため定期的に血圧を測定することが必要です。上の血圧が140mmHg、下の血圧が90mmHgを超えるとI度高血圧症と呼ばれる、つまり高血圧症の定義を満たすようになります。治療法は、まず食生活の改善や運動習慣の取り入れ、ストレスを減らすためのリラックス法などの生活習慣の改善が大切です。これらに加え薬物療法がありますが、内科医の指導を受けながら適切な内服薬を選択することが重要です。浦安せきぐちクリニックでは、院長をはじめ総合内科専門医が、その治療にあたっております。気軽に、相談してください。