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2023.03.22

リウマチ内科

急に足の指が腫れて激しく痛む痛風の発作

急に足の指が腫れて激しく痛む痛風の発作についてです。痛風は、高尿酸血症が長く続くことにより尿酸が蓄積し、末梢の関節炎を引き起こす結果、激烈な痛みを生じる病気です。この激烈な痛みが発作的であるので痛風発作と呼ばれます。肥満、生活習慣病や遺伝的背景が原因で、治療としては、急性期は、非ステロイド性抗炎症薬でしのぎ、落ち着いたころに尿酸値を下げる薬を開始し安定させます。食事療法、運動療法による生活習慣改善と尿酸値の安定化による痛風発作の再発予防が重要です。突然、足の親ゆびの付け根などの関節が、赤く腫れて痛み出し、その上、痛みが激烈でどうにも耐えられない。どうしたら良いのかと不安になるのも当然ですが、その理由として多いものに、この痛風発作が挙げられます。健康診断などで血液検査を受けていたのならば、尿酸値が高いと指摘されたことがなかったか考えてみてください。血液の尿酸値が高い状態を、高尿酸血症と言いますが、この尿酸値が高い高尿酸血症を放置していた場合は、やはり痛風による関節炎を考える必要があります。たいてい、痛みは1週間から10日ほどで、しだいに治まり、しばらくすると全く症状がなくなります。痛風発作は、炎症を抑える薬で比較的早く治る事が多いのですが、多くの場合、1年以内に同じような発作がおこりえます。そして発作を繰り返しているうちに、足首や膝の関節まで腫れはじめ、発作の間隔も次第に短くなってきます。腎臓が悪くなったり、尿路結石が出来たりする人もおります。尿酸値の高い人は心血管障害や脳血管障害の可能性が他の人より高く、これらを防ぐためには尿酸値以外の動脈硬化の危険因子を、いかに少なくできるかが大切です。痛風は、20歳以降の男性に多く、尿酸値は遺伝と環境の両方が関係します。急に動物性のプリン体摂取、つまり脂っぽい肉汁したたる食事をがっつりと食べてしまうと痛風発作が再発する危険度が上がることが示されております。なんでもバランスよく食べることが大切です。当院では、リウマチ専門医や総合内科専門医が専門的に拝見させていただいております。気軽に相談してください。

参考文献:Annals of the rheumatic diseases. 2012;71(9):1448-1453.

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