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2020.03.03
トピックス
新型コロナウイルスに対する今の対応法のご説明
新型コロナウイルスに感染したが症状が軽いために、あちこち動き回り新たな感染者を作っている人がいるということが大変問題となっております。閉鎖空間で多人数が集まることが集団感染を引き起こすこともわかってきました。今がつらいときですが、新型コロナウイルスを日本がどのように押さえ込んでいくか世界中が注目しているのも事実です。新型コロナウイルスは、感染しても軽く済んでしまう方がほとんどですが、問題は新型コロナウイルスが環境中に長くとどまること、閉鎖空間でよりよく感染者を広げてしまうこと、予防接種がないこと、そして治療薬がないことです。中国の数字をそのまま世界や日本には当てはめることはできないのですが、発表されたデータを参考までにお伝えします。中国の感染者のうち55924人を調べると、軽症約8割、重症13.8%、重篤6.1%、死亡3.8%(2114人)となります。つまり、新型コロナウイルスに感染した時に、生死はある一定の割合で決まってしまうことです。ニュースで、ライブハウス、屋形船、スポーツジム、そして北海道の展示会場が感染場所としてニュース番組で報じられております。今のところ報告はないのですが、感染拡大に影響を及ぼしそうな場所をいくつか忘れておりませんか?満員電車とクリニックの待合です。一般的なクリニックで、4日以上の発熱と咳があり来院された方にレントゲンを撮ると肺炎があったため保健センターに新型コロナウイルスのPCR検査を依頼したら、検査能力の問題もあり断られたというテレビ映像を良く見ます。そのTVに映った医師は、隙間だらけのおそまつなマスクを着用しただけで汚染と非汚染の区別もない狭いクリニックで診察を行なっておりました。その医師は、新型コロナウイルスに、自分はかからないとでも思っているのでしょうか、そして感染を拡大しないという自信があるのでしょうか?とても疑問です。
当院は、クリニックを新型コロナウイルスの非汚染区域と設定しておりますので、発熱、咳、たん、喉の痛み、鼻水、くしゃみ、下痢などの症状がある方は院内にはお入れできません。感染拡大防止のためですので、なにとぞ、ご了承ください。