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2020.03.13
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新型コロナウイルスについて私的まとめ その1
中国武漢市で始まりパンデミックにいたった新型コロナウイルスは、死亡率が低い感染症といえます。
たとえばエボラ出血熱のように死亡率が50%を超えるものならば症状がひどくて、感染地域から出られないまま息たえてしまうからです。
新型コロナウイルスは、咳などで飛び散ったものから粘膜を介して体内に侵入し、それに対して人類が抵抗力を持っていないためと人体にとても入りやすい構造のため、とてもよく感染します。WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は1から12.5日(多くは5〜6日)とされており症状がでてくるのが、ゆっくりであるのも特徴であると言われておりますが、そうでないこともあり新型ゆえによくわかりません。
通常の診察では診断もつかず、幸いにしてPCR検査を受けることができて診断がついても治療はありません。
風邪薬を飲んでしのぐか、不幸にして重症肺炎になったら集中治療を受けるだけです。
はしかが1人の感染者から18人くらいの新たな感染者が出るのに比較して、新型コロナウイルスは1人の感染者から多くみて2人くらい感染者がでるくらいです。日本での感染の特徴は、5人感染者がいて、うち4人は全然、他の人には感染させず残りの1人が感染させまくるというものです。その感染させまくる原因の特徴は環境にあって換気の悪い密閉空間に、多くの人が密集し、互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われたという3つの条件が揃う環境です。なお、死にいたる割合は0.2%くらいです。
だから、すこしやりたいことを自粛し、かりにすこしでも症状があれば人にだけは決してうつさないぞという思いやりの気持ちがあるのかを日本国民は今、試されている時なのです。