浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)

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2015年2月25日

関節リウマチ講座-2

セルトリズマブペゴルは、PEG化により炎症部位へ集積性が高く中和抗体が産生されにくい特徴がある。
バイオ切り替えの際は、病勢が高いので、速効性が非常に重要な要素となる。
セルトリズマブペゴルはMTX併用例と非併用例で有効性に大きな差がない。

2015年2月21日

妊娠期間中の関節リウマチ

妊娠期間中、関節リウマチの大半の疾患活動性が低下することを経験します。
しかしながら、疾患活動性が逆に上がってしまう方もおられますので、治療をどうしようか迷うことがあります。

メトトレキサートは、催奇形性の問題から中止するとして、他に何を使用するかと思案します。
まずは、従来型の抗リウマチ薬であれば、動物実験でも催奇形性がなく、疫学研究においても胎児毒性の認められていないサラゾスルファピリジンを使用するでしょう。
疾患活動性が制御できなければステロイド内服も候補に上がるでしょう。

疾患活動性があまりにも高く妊娠維持にも問題のある状態の場合は、やはり生物学的製剤の使用を考えると思います。

症例報告レベル、それも海外のものなのですが生物学的製剤の中ではエタネルセプトやセルトリズマブペゴルは胎児への移行が極めて少ないと報告されております。

使用する際には候補となりうるのですが、安全性はあくまでも症例報告レベルということを肝に銘じ、使用の利益/不利益のバランスを考えた上で使用するとなるでしょう。

2015年2月18日

甲状腺機能亢進症の骨関節症

まれに甲状腺機能亢進症(Basedow病、バセド氏病)の方で四肢の末端が肥大し、太鼓ばちのようになることがあります。
これを骨関節症と言います。

レントゲン撮影をすると指尖の軟部組織が厚く、指の骨幹の骨皮質の肥厚(骨膜下骨新生像)が認められます。

骨病理学的変化として説明すれば、骨膜部線維化、骨膜下骨新生となりますが、骨の再構成に関係する線維芽細胞、骨芽細胞、そして破骨細胞というものが甲状腺刺激ホルモンに対しても反応するため(甲状腺刺激ホルモン受容体の発現)、骨関節症が起こりえます。

2015年2月10日

手術の際、薬剤を中止すべきか

周術期における抗リウマチ薬使用のガイドライン

メトトレキサート    基本的には継続可能
サラゾスルファピリジン 手術当日は中止
アザチオプリン     手術当日は中止
非ステロイド性抗炎症薬 半減期の4~5倍の期間を中止
アスピリン       手術前7~10日は中止
グルココルチコイド   継続する

2015年2月6日

整形外科枕

朝、起きたときに頭痛がする、頚が痛い、腰が痛いなど不快な経験はございませんか?

私は小学生のときから上記の症状に悩まされ様々な先生に相談したのですがなかなか改善されず、お手上げの状態で痛み止めが欠かせない生活を送っていたものです。
しかし、医師となった現在、ある程度のことが分かってきました。

それは、頸の骨の並びと枕、ふとんもしくはベッドが、これらの症状に深く関係するということです。

当院では、これまで、頸椎牽引、温熱療法、改善体操についてご指導させていただいておりましたが、これらに加えて枕とふとんを作成することが必要と考え、テレビでも取り上げられている16号整形外科の山田朱織先生と業務提携
を結ばせていただきました。

「整形外科枕」もしくは「玄関マット枕」などお耳にしたことはございませんか?

当院で枕の作成が可能です。
もし、頭痛、頚の痛み、腰の痛みでお悩みの方は、是非ご相談ください。

2015年2月5日

アクテムラ®

アクテムラ®は、効果の優れた関節リウマチの薬剤です。
しかしながら、うまく付き合わないと足下を救われる可能性がございます。そこで、このように対応します。

受診されるごとに、関節リウマチの症状が抑え られているかどうかだけでなく、感染症が合併 していないかどうか詳細に診察します。
かりに、症状が軽く、採血をしてもCRPと呼ばれる急性期の炎症反応が上がらない場合でも、 白血球数、好中球数の変動があり、ゼイゼイする、咳、痰、のどの痛みなどの症状から感染症が疑われる場合には、胸部X線、CTなどの検査 を行うなど適切と思われる検査を行います。

アクテムラ®では、感染の徴候がわかりにくくなってしまいますので、呼吸器の感染症だけでなく、皮膚や尿路の感染症などにも注意し適宜、検査を行います。
以前、結核にかかったこと のある方は、胸部X線検査などを定期的に行い結核の再燃には十分注意します。

2015年1月30日

ウイルス感染による関節痛

EBウイルス、HIV、ムンプス、A型肝炎ウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、アデノウイルス、水痘-帯状疱疹ウイルス、単純ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルスなどに感染したあとに、ときどき関節痛を呈することがあり関節リウマチかなと間違えることがあります。

注意です。

2015年1月17日

関節リウマチ受診の極意

朝のこわばり感、左右対称性の関節の腫れが1カ月以上持続すれば、早急に受診する必要があります。また関節リウマチの診断がなされた場合、早急に適切な薬物治療を受けることが鍵です。

関節リウマチは全身の病気であるため、関節だけでなく全身を内科的に診察できる医師を治療のパートナーとすることが絶対に必要です。

是非、リウマチ・膠原病を専門とする内科を受診してください。

2015年1月14日

関節リウマチの心血管イベント

関節リウマチの方の心血管疾患の発症・死亡の危険性は高く、腫瘍壊死因子(TNF)が要因の1つとして指摘されています。

カナダのCamille Roubille氏らは関節リウマチ、乾癬性関節炎、乾癬の患者における治療薬と心血管イベントとの関係について検討し、RA患者に対してはメトトレキサート(MTX)や生物学的製剤のTNF阻害薬を用いた治療を行うと危険性が減少すると報告しました。

いずれにせよ、関節リウマチの疾患活動性を適切にコントロールすることが大切です。

2015年1月12日

関節リウマチの疫学

日本の関節リウマチと診断された方の数は、70万人~100万人で毎年約1万5000人の方が発症しています。
全人口からみた割合は0.5%くらいで、多くても1.0%、これは海外でもほぼ同じです。

年齢別では、働き盛りの30~50歳代に多く、男女比では人口1000人あたり女性5.4人、男性1.1人と女性に多いため女性ホルモンとの関連性が古くから指摘されております。

以下のリンクから問診票(リウマチ科は初診用と再診用があります)をダウンロードし記入してご来院いただきますと、比較的スムーズにご案内することができます。ご協力をよろしくお願いいたします。ダウンロードできない方でも、受付で対応させていただきますので、ご心配のないようにお願いします。

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