浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)

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2020年9月6日

マウスシールドは、マスクの代わりにはなりません。

本日の要点は、「マウスシールドは無駄、不織布マスクでないと効果がない」ということです。

最近、安倍首相のバタバタとした交代劇がありましたが個人的には麻生太郎氏(79歳)に注目してしまいました。

なぜかと言えば、周りの人が皆、不織布マスクをしているにもかかわらず、新型コロナウイルスに感染したら死亡率が高い79歳の麻生氏ただ一人がマウスシールドをしていたからです。

麻生氏の周りは、もしかしたら新型コロナウイルス感染者がいないのかもしれないのですが、報道されている姿をみて自分もマウスシールドで良いと思う方がいないとも限りません。

神戸市では、マウスシールドを着けていても周りの人が濃厚接触者に認定されたことがあり、
神戸市健康局は、新型コロナウイルスの感染予防策に、フェースシールドだけ、もしくはマウスシールドだけでは不十分と、マスク着用の徹底を呼び掛けております。
79歳の麻生氏は、公の立場にある人だから神戸市の状況も考慮する必要があったと残念に思いますし、感染しないことを切に願います。

また、学校医をしている立場から申し上げると、教壇に立つ先生の表情がマスクをしていると見えないからという理由で、教育委員会が、マウスシールドを励行している動きがあります。

もちろん、「マウスシールドは、許可できません」と私の担当する中学校には伝えております。

当院では、新型コロナウイルス感染以前から診療にあたるスタッフには不織布マスクの着用を義務付けておりましたため、このたびのコロナ禍では、マスクが手に入らないという問題はありました
が着用することに対しての問題はありません。

2020年8月23日

大腸憩室症

下血の際、原因として忘れてはいけないものは、大腸憩室からの出血です。炎症を起こしていないと無症状のため、いきなり下血でびっくりします。
大腸憩室は、腸の筋層のけいれんによると考えられていますが、この腸けいれんの原因は不明です。線維の少ない食事や赤身の肉が多い食事に関連している可能性があります。貧血の方に、赤身の肉を勧めているので、これはゆゆしきことかな。
大腸憩室から出血する割合も増えており、低用量アスピリンや非ステロイド性抗炎症薬服用者の増加が、その要因と推定されています。
当院には、これらの薬剤を服用されておられる方が多いので、常日頃、注意しながら拝見しております。
大腸憩室保有者は欧米で多く60歳以上で憩室保有率は50%を超え、日本の大腸憩室保有率は23.9%。
日本人では大腸憩室は右側結腸に多く年齢とともに左側結腸の割合が増加するとしても、やはり日本は右か。
アメリカ人などの白色人種では左側結腸に多い。
右利きと左利きの差ってあるのかなと、医学部生時代に、ふと思ったことを思い出しました。

日消化管会誌 1(Suppl):1-52, 2017

2020年8月16日

新型コロナウイルス感染症のまとめ・・・その5

いろいろと、新型コロナウイルス感染症について、どうすれば感染しないのかも、わかってきております。
まとめると、「3密を避け」、「マスクをし」、「有効な換気をする」と単純なことです。
もちろん100%ではありませんが、こう考えると新型コロナウイルスにかかるのは、とても馬鹿げていると思いませんか?
通勤電車は、たしかに心配ですが、時速70kmで走る電車内で窓を10cm開けるだけで車内の空気は6分で入れ替わるそうです。
飛行機も、エアコンで3分すれば機内の空気が入れ替わるはずですが、機内での発生が報道されておりました。
とかく日本はカタカタ言葉が好きですが、マイクロ飛沫は、換気機能のないエアコンでは曲者で、これで数々の集団感染を引き起こしております。厚生労働省対策班の報告では、バー、職場、コンサートや合唱など音楽関連イベント、スポーツジム、いずれも3密の環境で感染が広がったとされております。新型コロナウイルス感染は、このように要不要のあり方を明確にしたと思います。
不思議なことは、時代の仕掛け人たる方々が、そのままの表現を借りると「ライバーはやばい」と言っていました。今、まさに旬なわけですが、どうなのでしょうか?インターネットでのライブをすると金銭的にも儲かると言っているわけですから、あえて生演奏のライブハウスは、時代的に必要なのでしょうか?ライブハウスのオーナーがニュースでいつも惨状を訴えておられましたので、インターネットで配信するのではダメなのかと思ってしまい音楽に疎い自分としてはわかりかねます。若年層は、危機感に乏しいため決して、鶴の恩返しのように「だめ」と言われると、したくなるみたいな愚かな行動だけはしないでほしいです。
「3密を避け」、「マスクをし」、「有効な換気をする」、たったこれだけ。しつこいですが、今日のまとめ。
賢明な方であれば、行って良い場所、そうでない場所が、わかるはずです。自分の行動は、絶対に今、必要ですか。そう自問して行動すれば、新型コロナウイルス感染症は、怖くありません。
最後に、マスクが苦しいと言う方へのアドバイスですが、腹式呼吸をすると良いですよ。また、3密でなければ、マスクは、熱中症予防のため外して問題ないとされております。

2020年8月16日

新型コロナウイルス感染症のまとめ・・・その4

政府が緊急事態宣言を再発令する可能性は現時点は、ありません。これから、どんどんと人の移動も増える一方です。感染者数も、無防備な若年層に増え、家庭に持ち込み二次感染。そして、ある一定割合で高齢の方から重症者がでて、不幸にも亡くなる方もでるという馬鹿げた構図が繰り広げられていくはずです。ワクチンにも期待がかけられていますが、国内のものはまだまだ先で、安全性にも問題がある。中国やロシアのものも、効果に不安、安全性にも不安と、共産圏ならではのもの。期待の、アメリカやイギリスはというと、まだ未知数。つまり、新型コロナウイルス感染症との戦いは、まだまだ続くということです。

2020年8月16日

新型コロナウイルス感染症のまとめ・・・その3

8/16の時点で、空港検疫によるPCR検査を受けたのが142,601人で、そのうち697人が陽性でした。だいたい0.5%の陽性率です。
陽性者数もPCR検査数が増えているため増加していますが、PCR検査数を以前から気にしています。それだけ海外から日本への流入を許す母集団を増やしている現状が見て取れるからです。
最近、韓国やフィリピンからの帰国者の陽性が報告されております。
たった1日で、海外から697人の陽性者が入ってきているので、PCR検査は以前から言うように絶対的なものではない検査だから、この何倍にもあたる陽性者が空港検疫をすり抜けるわけで、
これが今の感染拡大に寄与していると個人的には考えているわけです。そう考えると、そのような人が立ち寄りそうな場所に行きたがる若年層に感染が広がり、それを家庭内に持ち込み、二次感染と言わんばかりの有り様になっているのではと勝手に考えております。

2020年8月16日

新型コロナウイルス感染症のまとめ・・・その1

新型コロナウイルス感染と騒がれてから8ヶ月が過ぎようとしております。最近、髪の毛が伸びたという指摘を受けることが多くなりましたが、それもそのはず。8ヶ月の間、自身の生活を厳としており、髪の毛すら切りに行っていない。8ヶ月か・・・。やや、慎重に過ぎるとは思いますが、これは医師として当然。
最近は、新型コロナウイルス感染者なのか、単なる新型コロナウイルスPCR検査陽性者というべきか、その数が爆発的に増えております。
しかし、このブログを読んでくださっている賢明な方は、感染していないですよね。
だから今のご自身の生活が正解なわけです。

2020年8月16日

B型肝炎ウイルスの再活性化

免疫抑制薬を、常日頃、使用している当院ではB型肝炎ウイルスの再活性化への注意を怠ることはありません。
このB型肝炎ウイルスによる再活性化とは、免疫が抑制されると、血液中や肝臓に残っているB型肝炎ウイルスが増殖し重症の肝炎を発症し、場合により死に至るという恐ろしいものです。
まず、再活性化をさせないことが大切ですので、免疫を抑制する治療を行う前に必ずB型肝炎ウイルスに罹っていないかどうかを調べることが肝心です。

2020年8月15日

例年に比べ、夏風邪が減っているようです。

国立感染症研究所によれば、夏に流行する手足口病、ヘルパンギーナ、そして流行性角結膜炎などのウイルスによる感染症が、例年と比べ今年は少ないという。つまり、これらは小児科がおもに診る疾患ですので、小児科の受診を控えていることもあり実数がわからないこともあるとは思いますが、通常「3密」の環境で育つ子どもたちの環境が、新型コロナウイルス感染症の対策をしっかりと取っている家庭が多くなり、新型コロナウイルスのみならず別のウイルス感染症を予防するという良い効果を引き起こしていると考えられます。冬場にインフルエンザが流行ると、新型コロナウイルスと併せて危険だと言われていますが、このように賢明な方が多いのであれば、意外と今年のインフルエンザの流行は、少ないのかも知れないと淡い期待を持てるかもしれない。

2020年8月14日

便秘

便秘について、しっかりと習った記憶がない。学ぶべき多くのことがある大学病院での忙しい日常診療の中で、便秘が着目されることは残念ながら少なかった。
実際は、便秘で困っている方がいないはずもなく内科医であれば、自ら処方した治療薬の副作用で便秘にしてしまうこともある。
こうした中で、便秘については自分で学ばざるを得ずセンナばかり服用していると大腸が真っ黒となる「大腸メラノーシス」という病態があることを知った。
早いとセンナ服用4ヶ月で、大腸は真っ黒です。約20年前の話で、懐かしいものである。
便秘について他の大学は、どう考えているのかと調べてみると、「残念ながらわが国では便秘診療に関する教育はほとんど行われてきていないのが実情である。現在でも成書では便秘は疾患ではなく症候として記載されている場合が多く、その病態生理や診断、治療の解説は少ない。」(1)とあって、ほっとし、なるほどなとも思った。

「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」を「便秘」と言います。つまり、病名でなく状態を表しております。
「便秘症」とは,便秘による症状が現れ,検査や治療を必要とする状態を言います。
症状として、
①排便回数減少による腹痛や腹部膨満感
②硬便によるもの排便困難や過度のいきみ
③便排出障害による排便困難、過度の怒責、そして残便感とそのための頻回便 
があります。
2017年10月に、「慢性便秘症診療ガイドライン2017」が発行されガイドラインに基づいて診療を行うことが可能となりました。
大腸管腔内に流入する胆汁酸の量を増加させることで、大腸管腔内に水分および電解質を分泌させ消化管運動を亢進させる排便させるという新しい便秘症治療薬も発売され、また、アメリカなどでは主流であるポリエチレングリコールやラクツロースも便秘で使用できるようになり、これから便秘症は、より良く治療することが可能となりました。

(1)日本大腸肛門病会誌 72:583-599,2019

2020年5月12日

発熱者続出。

本日は、「発熱した」という問い合わせが多かったため、あえてブログに書かせていただきます。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令中のため、どうしても自宅待機が長くなっております。これからも、今日のような暑い日には、体温調節ができず「症状がないのに、体温を計ったら38度?もしや新型コロナウイルスに感染したのかも?自宅にずっといるのに、なぜ?」と驚かれることが多くなると思います。家に閉じこもった状況になると、自律神経に狂いが生じます。体温調節も、うまくいきません。だから、水分を1日2リットル(できれば2.5リットル)くらいは取ることと、ラジオ体操を1日3回することをお勧めします。日差しも浴びましょう。今日、調べたデータをもとに私が算出した結果ですが、6月10日まで今の状況を続けることができれば90%以上、新型コロナウイルス感染症を抑えこむことができそうです。しかし、有効な予防注射や治療法がないので完全には無理です。今後のことは、専門家会議の正式発表を待ちたいと思います。いつも思うのですが、専門家の発表は、わかりにくいですよね。それをさらに細切れで報道されるものだから余計わかりにくい。新型コロナウイルス感染者数が減ってきているのは事実ですが、なによりも、命が大切です。大丈夫だという油断は大敵です。新型コロナウイルスの一時的な抑えこみまで、あと1か月少しの辛抱です。
Fanelli D et al. Chaos Solitons Fractals. 2020 May;134:109761.
Giordano G et al. Nat Med. 2020 Apr 22. doi: 10.1038/s41591-020-0883-7.

以下のリンクから問診票(リウマチ科は初診用と再診用があります)をダウンロードし記入してご来院いただきますと、比較的スムーズにご案内することができます。ご協力をよろしくお願いいたします。ダウンロードできない方でも、受付で対応させていただきますので、ご心配のないようにお願いします。

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