浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)

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2020年8月12日

新型コロナウイルスワクチン接種への私見

新型コロナウイルスワクチンは、アデノウイルスなどを利用して最新の技術を使って作りだした全く新しい形のワクチンです。
とにかくワクチンをという世界的な緊急事態の対応のため、従来のワクチン開発経過からしたら、安全性と効果には不安を覚えます。
新型コロナウイルスは、政府用語を使えば「3密」、これを避ければ、かなり感染を防ぐことができると実証されております。
現に、今、このブログを読んでいらっしゃる賢明な方は、感染していないはずです。
マスクをしない状況での15分以上の密な接触が、感染拡大を招いております。
感染者の感染経路不明とありますが、これは、この字面通りに取ってはいけません。
言えない場合、感染経路がありすぎて特定できない、記憶すらしていないなども含まれております。
この程度の感染症に対して、命を落とすかもしれない可能性を秘め効果も実証不十分であるというワクチンを接種するかという問いかけには、「しない」と現時点では答えます。
PCR陽性者数が、どうこうと言うのは良いのですが、街を歩くと、あまりにも言われすぎて、それが何かという感じになってきております。これが、今、心配です。

2020年8月12日

新型コロナウイルスワクチン開発競争

日本政府は、イギリスのアストラゼネカ、そしてアメリカのファイザーという世界を代表する製薬会社と新型コロナウイルスワクチン開発が成功した場合、日本の全国民に行き渡るだけの本数の確保を約束しました。しかし、ワクチン開発が、計画通りに成功する保証はなく重篤な副作用が決して起こり得ないとも言えず難航するかもしれません。
世界での新型コロナウイルスワクチンの開発競争は、ますます激しさを増し、中国やロシアによるサイバー攻撃による西側諸国の情報搾取など、またかという感じです。
非常事態のときには、上からの命令で国が動く中国、ロシアには敵いません。
ある日のCNNで、「スプートニク5号」と名付けられた新型コロナウイルスワクチンを、ロシアのプーチン大統領の娘も打ったと報道されておりました。それだけ、安全性を主張したかったのでしょう。しかし、ロシアのワクチンは、非常事態だから通常でないのは当たり前ですが、開発段階がとても粗末で、安全性や効果も未知数とされております。だからワクチンができたと素直には喜べません。現在開発中のワクチンは、新型コロナウイルスの遺伝情報をもとに最新技術を使って作っており初めての試みです。アストラゼネカ製のワクチンでは、50%から70%の人に、接種後に疲労感、頭痛、筋肉痛などが起こったと発表されております。
新型コロナウイルスのワクチン接種が解禁されたとしたら、接種するかどうか、困った問題です。さあ、どうしましょうか?

2020年8月10日

関節リウマチ治療薬の承認順

日本においての承認順を、まとめておこうと思います。
csDMARDs
 1992年・・・ブシラミン(研究したことがあり愛着のある薬)
 1992年・・・ミゾリビン(ミゾと水(ミズ)をかけて、水みたいな弱い薬と言われていたが服用法を工夫すると良い)
 1999年・・・メトトレキサート(今でも第1選択薬)
 2002年・・・サラゾスルファピリジン(皮疹の頻度が多い)
 2003年・・・レフルノミド(時代に泣かされた薬で、副作用騒動の際に生物学的製剤が承認され、今は限られた方にしか使用されていない)
 2005年・・・タクロリムス(少量のステロイドとの相乗効果)
bDMARDs
 2003年・・・インフリキシマブ(寝たきりの人が点滴の翌日には歩くことができ驚愕の事実を目の当たりにした)
 2005年・・・エタネルセプト(トシリズマブと双璧をなす良い薬)
 2008年・・・アダリムマブ(世界的に、よく処方されている)
 2008年・・・トシリズマブ(日本で開発、新型コロナウイルス感染でも期待されている)
 2010年・・・アバタセプト(間質性肺炎などの肺病変がある方で、長期罹患の方に使用されたという不利な状況にもかかわらず効果を示した)
 2011年・・・ゴリムマブ(効果は優れているものの薬価に泣かされた)
 2013年・・・セルトリズマブ ペゴル(胎盤通過性がなく妊婦に期待)
 2018年・・・サリルマブ(トシリズマブとの競争で、やや不利か、新型コロナウイルス感染でも期待されている)
tsDMARDs
 2013年・・・トファシチニブ(JAK阻害薬、帯状疱疹に注意)
 2017年・・・バリシチニブ(JAK阻害薬、帯状疱疹に注意、新型コロナウイルス感染でも期待されているが血栓の心配あり)
 2019年・・・ペフィシチニブ(JAK阻害薬、帯状疱疹に注意)
 2020年(?)・・・ウパダシチニブ(JAK阻害薬、帯状疱疹に注意)

2020年8月8日

新型コロナウイルス流行期の関節リウマチ治療

リウマチ性疾患をお持ちの方から、新型コロナウイルスに感染したかもしれずと不安なときに治療をどうしたら良いかと尋ねられる度、私見を述べさせていただいておりました。「まず、症状がなければ今までどおり治療は続けてください。もし、風邪のような症状がでたらステロイドを服用している場合は継続し、その他の免疫を抑える治療薬は中止すべきかを相談してください。おおまかですが、中止するとしたら1週くらいで良いことが多いと思います。」という具合です。
本日、待望のWeb版日本内科学会に参加し、日本リウマチ学会新型コロナウイルス対策本部本部長の竹内勤先生の講演が聞けたため、その講演内容を紹介します。
まとめますと、日本リウマチ学会新型コロナウイルス対策本部の考えは以下です。

リウマチ性疾患の方は、新型コロナウイルスにかかる危険性は、一般よりも高い可能性あり。
リウマチ性疾患の方が、新型コロナウイルスにかかっても、入院となる、もしくは言うのも憚れることですが亡くなる危険性は、一般と同等。
リウマチ性疾患の方が、新型コロナウイルスにかかったとき重症になる要因として、免疫抑制薬、生物学的製剤、JAK阻害薬は関係しない。
グルココルチコイド(ステロイド)を1日10mg以上使用している方は入院する傾向があり、生物学的製剤として抗TNF阻害薬を使用している方は、入院する傾向を下げる。
いままでの治療薬を中断すると、リウマチ性疾患が高率に悪化する。

我々は、ウイルスに感染するとインターフェロンという物質を出して抵抗します。
SARSやインフルエンザでは、このインターフェロンが出てきますが、新型コロナウイルス(SARS-COV-2)は、SARSと言ってもSARSとは異なり、
インターフェロン(IFN-IやIFN-III)が出てこなくて、炎症を引きおこす炎症性サイトカイン(IL-6、IL-1)が多くでてくるのが特徴です。
なぜ新型コロナウイルスで、関節リウマチの治療薬であるIL-6受容体抗体であるトシリズマブや、また炎症経路を抑えるJAK阻害薬が話題になっているのか多少なりともわかっていただけると思います。

2020年7月28日

新型コロナウイルスワクチンの開発も大詰め

7月27日、米バイオ医薬ベンチャーのモデルナは米国立衛生研究所(NIH)と共同で、新型コロナウイルスワクチンの治験を進めており、3万人を対象とする大規模な臨床試験(治験)に入ると発表しました。
また、米ファイザーも7月27日から、世界各地で3万人規模の大規模治験に入ると発表しており、新型コロナウイルスのワクチン開発が大詰めを迎えてきている。
どんな形であれ、ワクチンが効果的であれば、新型コロナウイルスで疲弊した世界への福音となるでしょう。

2020年7月11日

新型コロナウイルスワクチンの優先順位

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の優先順位について、政府は医療従事者や重症化のリスクが高い高齢者らを先行させる意向のようです。
具体的な方針は、夏にまとめるようです。

 

2020年7月5日

浦安で、新型コロナウイルスの感染者が増えてきました。

緊急事態宣言が解除される頃、県外の新型コロナウイルス感染者と浦安市内の男性が接触し感染が判明したのが5/30でした。
その後、感染の報告がなくほっとしたのも束の間、感染経路不明の20代女性会社員の感染判明が6/11、6/23の高齢男性の感染判明と続き、あとは定期的に感染者が報告されるに至っております。7/1に確定した県外の新型コロナウイルス感染者との接触から感染したであろう20代男性会社員は、その後、20代女性との接触で感染を広げ、この20代女性からの感染なのか40代女性会社員も感染と集団感染を考えさせる事例が報告されております。秘匿性があるのでわかりませんが、家庭内での感染なのかなと考えてしまう事例です。もう一つ、感染経路不明の10代の女性生徒から、50代の女性会社員に感染した事例が報告されております。これも、家庭内かもしれません。ありきたりですが、3密(さんみつ)を避けましょう。新型コロナウイルスは、感染症ですから感染しないようにすれば、感染しないのです。無防備に、大きな口を開けていると感染しやすいです。先は長いですから、不要不急なことはせずに、時間があれば能(脳)力を伸ばしましょう。浦安の事例をみても、やはり20代が多く若い層で感染が広がっております。だから、これからが大変恐ろしいと思っております。20代の機動力のある若者が、発熱する前の5日間に新型コロナウイルスを撒き散らしている事実があるわけですから。今後は、若い人がきたら逃げろと冗談のようですが、言っても良いかもしれません。感染しないためには、20代の若者が長時間、好んでいるような所を避ければ良いという仮説が成り立つかもしれません。自重ある行動を切に望みます。

2020年7月1日

新型インフルエンザウイルス(G4 EA H1N1ウイルス)、中国で発見される。世界的流行が心配。

昨日、ABCニュースを寝ながら見ていたら、またもや中国で世界的流行を引き起こす可能性のある新型インフルエンザ(G4EAH1N1ウイルス)が見つかったと報道しておりました。眠りながら見ていたので、夢かと思いBBCニュースを見てみると、同じことを報道しておりました。そして、すでに養豚場で働く人の約10%に感染をしていたという恐ろしすぎる報道でした。つまり、豚だけでなく、既に人に感染する能力を獲得しており、人から人へ感染するのも時間の問題となったと言えるからです。新型コロナウイルスの予防・治療法が、しっかりと確立していない上に、経済や社会活動は滅茶苦茶の状態。加えて、今度は、新型のインフルエンザが襲ってくるわけですから、非常事態宣言がかなり早いうちに発令され、さらに経済活動もどん底となるのではないかと、人知れず夜に恐怖で震えました。現在、海外からの入国者数が増えております。これに伴い、新型コロナウイルス感染者が、どんどんとPCR検査で陰性となる新型コロナウイルス感染者が国内に流入しております。夜の街関連の感染者数だけに目を向けるのではなく、実は、空港検疫での検査数と、その新型コロナウイルス陽性者数が大切です。是非、見逃さないように。理論上のことではありますが、感染症は感染さえしなければ良いのです。感染するであろうということをしなければ良いのです。だから、今こそ新型コロナウイルスに感染しないように、仕事帰りに一杯などせず不要不急の行動を慎み自己を律しましょう。

2020年6月20日

インバウンド (inbound)を知っておこう。

今までは、日本から海外にいく人の方が、海外から来る人より圧倒的に多かったのですが、5年くらい前から逆転し、海外から来る人が多くなりました。これが、この度の新型コロナウイルス感染による非常事態宣言を招いた原因の一つです。これからも、海外から流入する感染症は増えるいっぽうです。このたびの教訓を、われわれ一人一人がどのように生かすことができるかが、今後、問われるでしょう。

2020年6月14日

新型コロナウイルス対策は、今後も後手に回るだろうな。

現在、新型コロナウイルスとは別の要件で厚生労働省に質問しておりますが、その質問に対処する部署は〇〇で、その続きの質問に対処する部署は△△ですと言われて、答えが1週間してももらえません。私のした質問は、25字程度の簡単なものです。厚労省の担当内線番号は、こちらとあるから、そこに電話をしてのことです。同じことが、新型コロナウイルス対策にも影響を与えております。つまり、以前から言われている各省庁の細分化しすぎている縦割り構造が、新型コロナウイルスに対する対策の「スピード感」を打ち消してしまっているのです。結論を出すまでに、とてつもない無駄な時間を費やす結果となっております。整理ができない人たちの集まった省庁の構造が、日本の足かせになって何年の時を経たのでしょうか?新型コロナウイルスが、起爆剤となってくれれば良いのですが、きっとダメでしょうね。1人で出来る仕事を、多くの人の関わりをあえて作って行うという責任転嫁をしやすい構造を改善しないと、感染症の早い動きには、追いつかないでしょう。だから、この後も、新型コロナウイルスの第2波を抑えられるわけがなく、また後手に回るという予想で、備えていないといけない。新型コロナウイルスに感染するには、感染するだけの十分な理由があるはずです。過度の自粛は不要ですが、人との接触は、今年は、できるだけ最小限にしておくことが大切と思います。

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