浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)

院内全面バリアフリー
エレベーター付

浦安駅より
徒歩3分

TEL:047-306-3557 TEL:047-306-3557

浦安せきぐちクリニック(内科・リウマチ科・皮膚科・泌尿器科)

【浦安せきぐちクリニック】内科・リウマチ科(関節痛)・皮膚科・泌尿器科
江戸川区近く、西船橋から快速で1駅

047-306-3557

月~金 8:45~12:30/14:45~18:30
土曜日 8:45~14:30 日・祝 休診
※診療時間外はつながりません

院長ブログ

BLOG

院長ブログ

2020年5月24日

自分の身の安全、は自分で守るしかない。その②

台湾は、ご存知のように新型コロナウイルスの対応が素晴らしく日本とは大違いでした。もちろん国家的な規模が小さいというのもあるのですが。以前、私も確実な渡航制限と14日間の検疫が大切と書かせていただきましたが、これらを台湾は徹底的に行った結果、いち早く新型コロナウイルスの封じ込めに成功しております。政府が制限を解除するにあたり我々が知っておくべきことは、この台湾からの新型コロナウイルスの感染性についての報告です。

Hao-Yuan Cheng, MD, MSc et al. JAMA Intern Med. doi:10.1001/jamainternmed.2020.2020 Published online May 1, 2020.
Zou L et al.SARS-CoV-2viral load in upper respiratory specimens of infected patients. N Engl J Med. 2020;382(12):1177-1179.
https://www.med.or.jp/doctor/kansen/novel_corona/009082.html

2020年5月24日

自分の身の安全、は自分で守るしかない。その①

朝6時のNHKで、今朝も目覚めております。今日は、思わず飛び起きてしまいましたが、明日5月25日に東京を含め緊急事態宣言を解除するという内容です。今、たしかに感染者数は減っている傾向で、この機会を逃すと、この先ずっと解除できなくなるからかと納得しましたが・・・。アメリカと日本は違います。しかし、少なくとも北海道の例や、今、アメリカの24州で制限緩和後に感染が拡大したなどのことを考えると、当院でも2ヶ月前に発注しているN95マスク・サージカルマスク・ガウンなどが未だに入らない状況なのに、医療体制の容量には余裕があるとか言ったり、国民の生命と財産を守ると言っても遅々たる行動しかできず、税金の取り立てはスピード感を持って仕事きっちりの美辞麗句ばかりの政府に愛想を尽かしております。そこで、おすすめの論文をご紹介します。自分の身の安全は、自分で守るしかないですね。

Hao-Yuan Cheng, MD, MSc et al. JAMA Intern Med. doi:10.1001/jamainternmed.2020.2020 Published online May 1, 2020.

2020年5月22日

新型コロナウイルスに感染した関節リウマチの韓国人女性(61歳)

韓国から、新型コロナウイルスに感染した61歳の関節リウマチの女性の経過について報告がありました。紹介いたしますと、レフルノミド20mg、ハイドロキシクロロキン200mg、 メチルプレドニゾロン2mgによる関節リウマチの治療を受けておりました。娘さんが、まず新型コロナウイルスに感染し、そこから感染したという経緯です。関節リウマチの治療は、ハイドロキシクロロキンを残し、あとは中止です。なお、レフルノミドは、今となっては日本ではあまり使用されていないため馴染みがうすいかもしれませんが、日本で処方できる薬です。この方は、経過で悪化して肺炎を引き起こし、ロピナビル・リトナビル(カレトラ)を使用したそうです。結果を申し上げると、治療のおかげか、とてもよく改善し退院できたということです。関節リウマチは、もともと免疫系の不調があり免疫抑制剤も使用している点から、「感染に弱いのではないか?」と言われておりますが、このように新型コロナウイルスに感染しても重篤な状態にならずに退院できたという報告を見ると、勇気がわくと思いませんか?

Jehun Song et al. Rheumatol Int. 2020 Jun;40(6):991-995.

2020年5月20日

関節リウマチの治療を受けられている方へ

新型コロナウイルス感染者がとても多いイタリアの北西部に位置するロンバルディーア州(州都はミラノ)での報告がありました。その内容は、関節リウマチの治療中に新型コロナウイルスに感染した4名、新型コロナウイルスの感染疑いありとされた4名、そして新型コロナウイルスの濃厚接触者5名について、どうであったかです。1人だけ少し酸素吸入を要したくらいで、他は重症化しなかったということです。他、病院に重篤な状態で入院してきた新型コロナウイルス感染者の中に、関節リウマチの治療を受けている者がいなかったとも書かれておりました。飛躍しすぎな発言は、よろしくはないのですが、「関節リウマチ治療の方は、新型コロナウイルスに感染しても重篤な状態にはならない」と、つい口走りたくなります。いずれにしても、日本リウマチ学会からの提言もあるように、今までの治療を自己判断で、やめてしまうと関節リウマチの勢いが上がり大変になるため、感冒症状がなく無症状ならば、今までの関節リウマチの治療は続けていただき、それでも不安なときは遠慮なくご相談ください。
Monti S et al. Ann Rheum Dis. 2020 May;79(5):667-668

2020年5月13日

みんなの努力が、報われております。

日本は、残念ながら真の感染症の専門家と呼べる方の数が、かなり少ないです。小御所会議ですかと思えてしまうほど、こじんまりとしたような方針決定をしているようです。世界と比べてみると、なんだかみすぼらしい感じがしますが、結果を見ると確かに良いです。専門家が偉いのではなくて、日本人ならではの勤勉さで、みんなが一人一人、がんばっているおかげなのです。あんなに歯切れが悪く、曖昧かつ、わかりにくい説明にもかかわらず、みんなが新型コロナウイルスをやっつけようとがんばっているおかげだと言うことを、専門家会議の先生方には、ゆめゆめ忘れないようお願いしたいです。もう少しです。みんなの力を結集して、新型コロナウイルスを、封じ込めましょう。

2020年5月12日

発熱者続出。

本日は、「発熱した」という問い合わせが多かったため、あえてブログに書かせていただきます。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令中のため、どうしても自宅待機が長くなっております。これからも、今日のような暑い日には、体温調節ができず「症状がないのに、体温を計ったら38度?もしや新型コロナウイルスに感染したのかも?自宅にずっといるのに、なぜ?」と驚かれることが多くなると思います。家に閉じこもった状況になると、自律神経に狂いが生じます。体温調節も、うまくいきません。だから、水分を1日2リットル(できれば2.5リットル)くらいは取ることと、ラジオ体操を1日3回することをお勧めします。日差しも浴びましょう。今日、調べたデータをもとに私が算出した結果ですが、6月10日まで今の状況を続けることができれば90%以上、新型コロナウイルス感染症を抑えこむことができそうです。しかし、有効な予防注射や治療法がないので完全には無理です。今後のことは、専門家会議の正式発表を待ちたいと思います。いつも思うのですが、専門家の発表は、わかりにくいですよね。それをさらに細切れで報道されるものだから余計わかりにくい。新型コロナウイルス感染者数が減ってきているのは事実ですが、なによりも、命が大切です。大丈夫だという油断は大敵です。新型コロナウイルスの一時的な抑えこみまで、あと1か月少しの辛抱です。
Fanelli D et al. Chaos Solitons Fractals. 2020 May;134:109761.
Giordano G et al. Nat Med. 2020 Apr 22. doi: 10.1038/s41591-020-0883-7.

2020年5月7日

連休明けの新型コロナウイルスの報告数を鵜呑みにしないでください。

新型コロナウイルスの報告についてですが、検査してから報告されるまでに数日かかります。だから、本日の陽性者数と言っても、数日前に検査した中での陽性者数であったりします。連休中は、外出自粛となっており、様子を数日見た人もいるでしょう。検査自体が少なかった可能性が高いです。これから数日間は、連休中で調べた感染者数の報告であるため、その数は少ないはずです。報道を見て、感染者が少なくなったと誤解し、自粛を勝手に緩めてしまう人が、首都圏では多く出てくると思います。テレビで見た品川駅の模様を見ると、既に人で溢れかえり、せっかく少なくなり始めている感染者数が、再度爆発的に増えてしまうのではないかと不安になりました。その不安が的中しないよう祈りつつ、これから3日から7日後までの感染者数に注目していきたいと思います。

2020年5月6日

緊急事態宣言が延長されました。

わが国では、5月末まで緊急事態宣言が延長されました。これで、命の危険は少し減ったと安堵、でも、経済的には、すごく不安です。アメリカのトランプ大統領は、選挙もあるし、失業率も半端なく増え早く経済活動を再開したいと、あせりを感じさせる発言が多くなってきております。これに対して、アンソニー・スティーヴン・ファウチ先生は・・・。これって誰って感じですよね。アメリカ国立アレルギー・感染症研究所所長で、アメリカ合衆国の政権6代に渡って大統領に感染症関係の助言をしてきた人物です。この先生が、感染が収まっていないのに経済活動を再開させたら、数知れない人命が失われるから危ないよと言っているのに、ぜんぜん聞かないのがトランプ大統領です。こういう点からしたら、わが国の安倍首相は、専門家の意見を聞きながらと言っているのだから、まだ良いかもしれない。
https://abcnews.go.com/Politics/trump-abcs-david-muir-covid-19-deaths-country/story?id=70515537

2020年5月5日

新型コロナウイルスによる静脈血栓症

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染により、血がかたまりやすくなり血栓ができやすくなります。これは、とても深刻な病態で、約200人の新型コロナウイルス感染者のうち、どのくらいの割合で静脈血栓症になったかを調べたオランダの論文がありました。静脈血栓症は、その後に、肺血栓塞栓症を起こし・・・。やや難しいかな。つまり、静脈に血の塊ができて、それが肺にとび肺の血管がつまるから血が流れず酸素も滞るから死に至る危険性が高い病気ということです。この論文では、約4割(約80人)の方が、ICUに入ることとなり予防していても、その半数の約40人に静脈血栓が見つかったということです。この血栓ができている割合は、ピンっと来ませんよね。これって、とてつもなく高い頻度なのです。そして、嫌なことにICUに長くいる方は、より頻度が高まるということです。当たり前ですが、これでは、なかなか救命できないわけです。
Middeldorp S et al. J Thromb Haemost. 2020 May 5

2020年5月4日

新型コロナウイルスとリウマチ性疾患は、重症時の症状が似ている。

新型コロナウイルスに感染し重症となった方の症状をみると、関節痛、急性間質性肺炎、心筋炎、白血球減少、リンパ球減少、血小板減少、サイトカインストーム、そして付随しておこる血球貪食症候群などの報告があります。論文を読むと、こういうような症状が出るのも、なるほどなと思います。確かにリウマチ・膠原病内科に重症のため入院されてくる方には、少なからず、このような症状がおこります。サイトカインストームと言って私も含めリウマチ専門医の先生あれば、どんどんと病状が悪化していくばかりで治療に難儀した経験を持っています。だから、その怖さは、身に染みてわかる。だから、原因は違うけれども当院は、現在の入室条件を貫いております。16年前、私が大学病院で勤務をしていたときに、この症状の方の主治医として集中治療室で治療にあたっておりました。もちろん家にも帰れず、初めて自分の子供が産まれるというのにも間に合わず。あとで、嫌というほど怒られた経験があります。自分や家族を犠牲にしてまで治療に取り組みましたが、結局は助けることはできませんでした。原因は違うけれども、現在、新型コロナウイルスのために重症となった方を、様々なものを犠牲にして最前線で取り組まれている医療スタッフには、頭が下がります。本日、新型コロナウイルスに感染しているのを隠して山梨県から東京都に戻ってきた20代の女性がいたと報道されておりました。残念なことです。感染を拡大させることは、しないでください。本当に、あの病態は大変なんです。

Misra DP et al. Clin Rheumatol. 2020 Apr 10.

以下のリンクから問診票(リウマチ科は初診用と再診用があります)をダウンロードし記入してご来院いただきますと、比較的スムーズにご案内することができます。ご協力をよろしくお願いいたします。ダウンロードできない方でも、受付で対応させていただきますので、ご心配のないようにお願いします。

このページのトップへ